社是
「社会に感謝 技術で奉仕」
私たちは、仕事ができるという環境に、深い感謝を持って歩んできました。
創業以来、歯車一筋で培ってきた類まれなる技術と豊かな経験。それらを活かし、歯車でお困りの多くのお客様のニーズにお応えすることが、私たちの使命です。
大企業から個人の方まで——。 すべてのお客様の「歯車で困った」を解決できる、恒久的な受け皿として。 それが、岐阜ギヤー工業の存在意義です。
私たちの採用のゴールは、入社という一瞬の出来事ではありません。
目指しているのは、5年後に「この会社に入って本当に良かった」と、心から実感していただけること。
そのために、入社後のギャップを限りなくゼロに近づける採用活動を行っています。
私たちの採用活動には、一貫した想いがあります。
当社は創業以来、大切に守り続けてきた「やりたいことに自由に挑む」という企業文化があります。
数字を追うだけではなく、製品の質という「アウトプットの追求」を愚直に続け、社員一人ひとりの意見を大切にする「ボトムアップ」の文化を育んできました。
伝統は守りながらも、より良い会社へと進化を続ける——。
この文化に共感していただけることを、重要視しています。
私たちは、仕事ができるという環境に、深い感謝を持って歩んできました。
創業以来、歯車一筋で培ってきた類まれなる技術と豊かな経験。それらを活かし、歯車でお困りの多くのお客様のニーズにお応えすることが、私たちの使命です。
大企業から個人の方まで——。 すべてのお客様の「歯車で困った」を解決できる、恒久的な受け皿として。 それが、岐阜ギヤー工業の存在意義です。
「困ったときの岐阜ギヤー」この言葉は、創業以来、顧客からの信頼を一つひとつ積み重ねてきた結果、全国のお客様から頂戴できるようになった私たちの誇りです。
グローバルな大企業から町の個人店まで、決して相手を選ばない。この姿勢を私たちは頑なに守り続けてきました。
輝く人材には、周りを変える力があります。
仕事に有益性を感じ、自社の魅力に気づいた社員は、自発的に改善点を探し、積極的な改善を重ねていきます。人は信頼され、任されることで、心から行動するようになります。そして、成果を求めて次のアクションを起こす——。これが自然と仕事の成果につながっていくのです。
モチベーションの高い社員は、より良い働きやすさを目指して周りを巻き込んでいきます。個人のポジティブスパイラル(小さな渦)は、やがて周囲の社員に影響を与え、さらに大きな渦となっていく。この循環が、組織の持続的な進化を生み出します。
人が成長すれば企業が成長し、新たな雇用が生まれ、企業の魅力が高まれば定着率も向上する——。 「ポジティブスパイラルの恒常化」こそ、岐阜ギヤー工業が追求する人事ビジョンなのです。
歯車研削のプロとして活躍する落合さんは、さらなる成長を求めて、歯切り部門への3年間の異動を決意。新しい環境での戸惑いもありましたが、先輩のアドバイスを真摯に受け止め、直面する課題を丁寧に分析しながら、日々成長を続けています。
文系出身の新人、横山さんは工業の知識や経験ゼロの状態で製造業に飛び込みました。先輩から教わったことを細かくメモに残し、わからなければ積極的に質問する姿勢で、着実に仕事を習得。難しい仕事に対しても、自ら行動する姿勢で日々の業務に取り組んでいます。
営業部長の佐藤さんは、顧客と現場をつなぐ重要な立場です。
顧客満足を第一に考えることが当たり前の営業部門にありながら、現場の意見にも真摯に耳を傾け、どちらか一方に偏ることのないバランスの取れた判断を心がけています。単に与えられた仕事をこなすのではなく、顧客満足と現場の円滑な業務の両立を目指し、創意工夫を重ねています。
入社2年目の二人は、非工業系の大学出身で、人材関係の新規プロジェクトに果敢に挑戦しています。
上司の意見に真摯に耳を傾けつつも、既存の枠にとらわれない自由な発想で採用サイトを構築。若手ならではの視点と積極性で新しい価値を生み出し、他の社員にも良い刺激を与えています。
入社13年目のベテラン、武藤さんは、3台の機械操作をこなすだけでなく、歪取りや材切りまでをも担当。
自身の業務と周囲の進捗を常に意識しながら、柔軟に職務をこなしています。さらに、保有する複数の資格を活かし、測定機器の校正作業やインターン生の指導も行うなど、一人で多彩な役割を果たしています。専門性を活かしながらも、固定観念にとらわれず多様な業務に挑戦し続けています。
採用プロジェクトに携わる3人のチームは、会社をより良くしたいという強い意志のもと、新しい取り組みに挑戦しています。若手社員ならではの視点を活かし、ゼロから企画を立ち上げ、実現まで責任を持って取り組んでいます。人材開発チームをはじめとする周囲のサポートにより、若手社員が伸び伸びと活躍できる環境が整えられており、それが「自由に挑む」を実現できる基盤となっています。
工作機械は「マザーマシン(母なる機械)」と呼ばれ、その精度が製造される製品の品質を直接左右します。
私たち岐阜ギヤーは、この重要な分野において、高精度が要求される工作機械向けの歯車製造に特化し、トルク伝達効率に優れた静寂性の高い動力伝達装置を提供しています。
古い機械の壊れた歯車から諸元を解析し、短期間で製作を完了。生産停止を最小限に抑えることができます。
機械設計部門向けに、稼働時の負荷に合わせたギヤ諸元を算出し、最適な歯車の組み合わせを提案できます。
当社は、国内外の主要自動車メーカーやトランスミッションメーカーに向けて、極めて高い精度が要求される「マスターギヤ」を提供しています。
量産トランスミッションギヤの検査用基準歯車として使用されるマスターギヤには、歯形誤差やピッチ誤差において厳格な基準が課されます。私たちは、1μm(マイクロメートル)単位の精度での製造を実現しています。
高度な技術力を証明する事例として、加工途中の製品における精度不足を補完し、要求される高精度を実現。削り代が極めて限られた状況下での加工に成功し、顧客から高い評価を獲得しました。
急ぎでのご依頼に対し、調質材を使用した焼入なし製品にて一旦、納入しその後、正規製品の迅速な製作・納入により、顧客満足を実現しました。この柔軟な二段階アプローチは、当社の問題解決力を示す好例となっています。
社名 | 岐阜ギヤー工業株式会社 |
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創業 | 1957年4月(昭和32年) |
所在地 | 本社:〒500-8367 岐阜県岐阜市宇佐南2-2-2 第2工場:〒500-8359 岐阜市六条北4丁目19番8号 |
TEL | 058-274-5381 |
FAX | 058-274-3191 |
資本金 | 6,000万円 |
代表取締役社長 | 松波崇宣 |
従業員数 | 50人 |
業務内容 | 一般機器製造・販売 |
取り扱い品目 | 各種精密歯車(増減速機用、工作機械用、自動車機器用、航空宇宙産業機器用、印刷機械用、産業機械用 など) |
主な取引先 | DMG森精機株式会社、 ナブテスコ株式会社、 村田機械株式会社、 島津産機システムズ株式会社、 株式会社ファインラボ、 オークマ株式会社、 株式会社和井田製作所、 ヤマハ発動機株式会社、 ジャトコツール株式会社、 三菱マテリアル株式会社、 NTツール株式会社、 株式会社豊通マシナリー |
取引銀行 | 日本政策金融公庫 岐阜支店、 十六銀行 六条支店、 岐阜信用金庫 六条支店 |
敷地面積 | 本社:3,854㎡ 第2工場:798㎡ |
建物面積 | 本社:3,662㎡ 第2工場:515㎡ |
具体的な取り組みとして、外部セミナー参加支援や資格取得奨励制度を導入し、社員が業務に必要なスキルを習得できる環境を整えています。また、社内での勉強会や新規プロジェクトへの参加機会を設け、社員の意欲と能力を引き出すシステムを確立しています。
社員の心身の健康も重視し、価値観と働き方を照らし合わせるマッチング面談を行い、MBO(目標管理制度)に基づく評価制度の構築も進めています。社員のやりがいや成長を後押しすることで、働きがいを提供しながら、長期的な成長を支援しています。
岐阜ギヤー工業は、環境に配慮したエネルギー使用の効率化に力を入れています。
工場を含むすべての照明をLEDに転換し、2025年までに完了を目指しています。また、事務所には電力使用量を「見える化」するモニターを設置し、エネルギー管理の意識向上を図っています。導入する機械はクリーンモデルを優先的に採用し、最新型複合機によるデジタル化や自動脱着ロボットの導入で、省エネ効果と効率化を実現しています。さらに、集塵機のフィルターレス化や洗浄不要モデルの選択を通じ、環境負荷の低減に貢献しています。
岐阜ギヤー工業は、精密歯車の製造において高い技術を誇り、産業用機械の省エネ化や高能率化に貢献しています。
従来の歯車精度規格を超える高精度製品を提供し、機械メーカーの求める効率化や低騒音、低振動に対応。さらに、自動車メーカーと共同で開発した歯車面粗度低減技術を通じて燃費効率の向上にも貢献し、排出ガスの削減に寄与しています。こうした技術革新により、あらゆる産業分野において環境への配慮と効率化を促進しています。
1957年(昭和32年)4月 | 三菱レイヨン六条工場閉鎖に伴い同工場の歯車部門を買収、 岐阜市上切に工場を建設 『岐阜ギヤー製作所』を創業 |
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1962年(昭和37年)4月 | 岐阜市六条732-1に工場を建設し移転 |
1963年(昭和38年)8月 | 法人組織とし、名称を『合資会社岐阜ギヤー製作所』に変更 |
1967年(昭和42年)4月 | 法人組織を変更、株式会社とする 名称を『岐阜ギヤー工業株式会社』に変更 |
1970年(昭和45年)4月 | 現在の所在地になる岐阜市宇佐南に第2工場を建設 |
1972年(昭和47年)12月 | 同所在地に本社工場を建設 |
1973年(昭和48年)1月 | 本社工場に全面移転 |
1987年(昭和62年)4月 | 工場を増設 |
1998年(平成10年)8月 | ISO9002取得 |
2002年(平成14年)8月 | ISO9001-2000に更新 ライスハウアー製歯車研削盤RZ400を導入(国内第1号機) |
2006年(平成18年)2月 | 工場南側に新工場を増設、同時に全工場内のレイアウトを変更し、生産効率の向上 |
2006年(平成18年)3月 | 資本金を6000万円に増資 |
2007年(平成19年)8月 | ISO9001-2000返上、社内独自規格にて管理運営 |
2008年(平成20年)1月 | 歯車研削盤RZ400(RZ530)を導入、 2台体制となり生産能力を強化 |
2015年(平成27年)4月 | 代表取締役社長 松波俊宣が代表取締役会長に就任 取締役副社長 松波崇宣が代表取締役社長に就任 |
2015年(平成27年)12月 | 歯車試験機P65を導入 |
2016年(平成28年) 1月 | 歯車研削盤VIPER500Kを導入 |
2020年(令和2年) 9月 | 岐阜市六条北に第2工場を新設 |
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